息さわやか外来

息さわやか外来(口臭外来)は以下のような症状がある方にお勧めです。

  • 口臭の自覚症状があるけれど、どう治療していいのかわからない。
  • 口臭原因がわからなくて困っている。
  • 口臭を家族や友人に指摘され、恥ずかしい思いをしている。
  • 口臭対策グッズを使っているけれど、改善されない。
  • 寝起きに口の中がネバネバして口臭がひどい。
  • 会議やプレゼン、デート時など、緊張すると口臭がしてしまう。
  • 自分では口臭の自覚症状がないけれど、人に指摘されてしまう。
  • 口臭対策を自分なりにやっているけれど、悪化する一方で困る。
  • 口臭のせいで人間関係に悩んでいる 、人の近くで話ができない。

口臭治療の実績

  • 1. 約1カ月で、確実に口臭が激減します。

  • 2. 自分で口臭の再発予防が可能になります。

  • 3. 自分の口臭を自分で確認できます。

口臭に関する豆知識

  •  消臭グッズやタブレットでは口臭を消せません。

    口臭を気にされる方のほとんどは、口臭に効くタブレットやガム、洗口剤などを利用しています。タバコで誤魔化すという方もいます。確かに、タブレットや消臭グッズを使用している短い時間は口臭を隠すことができます。一時的に口臭がごまかされますが、口臭が治ったわけではありません。実際には口臭は治っていないので、タブレットやや消臭グッズを使用していないときは口臭が発生します。さらに人によっては口臭と消臭グッズのニオイが混ざって、より不快なニオイが発生してしまうことも少なくありません。
  •  ストレスが口臭の原因に

    ストレスは気分をイライラさせるだけでなく、様々な病気の原因となることが分かっています。ストレスは口臭の原因にもなります。ストレスにより唾液の分泌量が減り、口のなかの細菌の数が増え口臭を発生させてしまうのです。口内には600種類ほどの細菌がすんでおり、唾液の分泌が低下すると口臭発生菌が増加して口臭が悪化します。
  •  舌が白くなり口臭の原因である舌苔とは

    口腔内の細菌や新陳代謝ではがれた細胞などが付着したものが舌の上が白くなる絶対の招待です。多少の舌苔は誰にでもありま、口内が汚れていたり、体調が悪い時などに増えたりします。舌苔が増えるほど、臭いが強くなりますの定期的にお掃除して、臭いを防ぐようにするようにしましょう。舌苔は、歯周病の他、代謝異常や不規則な生活の表れです。生活習慣改善と、正常な唾液の分泌が大切です。

口臭の科学

口臭が発生する原因と臭いの種類

ニオイの元となる物質は硫化水素メチルメルカプタンジメチルサンファンドです。

  •  硫化水素

    起床時、空腹時、老化など…生理的な臭いの原因。卵が腐った時のような臭い。
  •  メチルメルカプタン

    歯垢が溜まって起こる臭いの原因。魚や食べ物などが腐敗した時の臭い。
  •  ジメチルサンファンド

    歯周病が進行すると増加する臭いの原因。生ゴミのような強烈な臭いの3つあり、それぞれが特有の臭気を発生させます。

口臭の原因は、

1.口内環境:歯周病、プラーク・バイオフィルム、舌苔など。

2.体質:便秘、口腸内細菌の腐敗臭など消化器の状態によるもの

以上の2つが原因となります。

バイオフィルム

口臭を発生させる口腔内細菌には、浮遊細菌とバイオフィルム細菌が存在します。バイオフィルム(生物膜)は細菌が身にまとった集合体で外敵から身を守るために作られます。

バイオフィルムは、排水溝・金魚鉢・お風呂場のヌルヌル成分として実感できます。一旦、バイオフィルムが形成されると、流水などだけでは剥がれ落ちません。一番簡単な方法は、ブラシやたわしで、ゴシゴシ、こすってはぎ取るしかないのです。

口の中に出来るバイオフィルムに守られた口臭発生菌も原理は同じです。口臭発生菌が作るバイオフィルムも同様で、専門家により機械的にはぎ取るしか確実な手だてはありません。

バイオフィルムを破砕して、口臭発生菌を直接、露出させないと、除菌薬が目的通りの薬理効果を発揮しません。

口臭の治療

口臭の原因は、口内環境が70%、体質が30%であるため、口臭を確実に治すには、口内環境面と、体質面の両面からの治療が必要です。さらに、原因はひとによって異なるので、個々にあった治療計画を立てます。

口内環境の改善とともに体質によって発生した口臭を種々のサプリメント、漢方などの東洋医学で治療します。

口臭治療は恥ずかしいと思っておられる患者さんも多いのが現状です。プライバシーや個人情報を守るため、当院は全て個室で、検査・治療中は他の患者さんは治療室に入れません。また、得られた個人情報は、当院で厳重に管理し、秘密は厳守します。ご安心下さい。

なお、口臭治療は、「口臭」そのものが、病気と認識されていない為、厚労省が定める、保険診療には盛り込まれていません。どの診療科目でも、対応し切れていないのが現状です。したがいまして、全て、自費診療として進めていく事となります。以上の背景をご理解の上、宜しくお願い申し上げます。

自宅でできるチェック方法

チェック方法1
口臭チェッカー

息を吹きかけるだけで簡単に臭いをチェックできますが、正確に計れないこともあるので、目安程度に使用することをオススメします。

チェック方法2
コップ

キレイに洗ったコップを八の字を描くように空中で振った後、コップに直接息を吹きかけ、そのコップの臭いを嗅ぐチェック方法。

チェック方法3
オキシドール

オキシドールを使ってチェックする方法。まずオキシドールを水で2倍に薄めたものを用意し、うがいをします。うがい後の水をコップに出し泡を確認。泡が多ければ臭いが発生していま。目で見て解る便利な方法です。

チェック方法4
歯磨き

歯磨き粉を使わずに歯を磨き、歯ブラシの臭いを嗅いでチェックする方法です。歯ブラシから歯垢の臭いが発生していると臭っていることになります。

チェック方法5
ティッシュ

ティッシュで舌苔を拭き取り、臭いを嗅ぐ方法でチェック。歯や歯茎ではなく、舌から発生する臭いが確認できます。

唾液分泌を高めるマッサージ

口内の口臭発生菌をコントロールするには唾液分泌を高めるマッサージが有効

  •  耳下腺(じかせん)マッサージ

    耳たぶの真下あたりに人さし指の先を置き、後ろから前にぐるぐると押し回すようにします。
  •  顎下腺(がっかせん)マッサージ

    あごの真下の中央に両手の親指をそろえて置き、舌を上に持ち上げるように押します。
  •  舌下腺(ぜっかせん)マッサージ

    あごの真下の中央に両手の親指をそろえて置き、舌を上に持ち上げるように押します。

口臭検査・口臭相談

口臭症の分類

口臭には種類があり、以下のように分類されます。

1.真性口臭症(Genuine Halitosis)

実際に口臭を有する症例は真性口臭症と言われ、実際には口臭のない仮性口臭症や口臭恐怖症と明確に区別することが重要です。基準としては、社会的容認限度を超える明らかな口臭が認められるものと定義されています。

真性口臭症は、生理的口臭と病的口臭に分類され病的口臭は歯科学的・医学的治療の必要な疾患が存在する口臭症であり、生理的口臭は治療すべき原疾患がなく、歯ならびに口腔清掃指導等のみ必要とする口臭症と言える。

1)生理的口臭
(Physiologic Halitosis)

う蝕の歯や智歯周囲炎を含む、口臭の原因となる器質的変化や原因となる疾患がないもの。口腔内の腐敗作用により産生され、生理的に舌苔が付着しやすい舌背後方に由来する口臭です。生理的口臭の約6割が舌背より産生されます。

2)病的口臭
(Pathologic Halitosis)

病的口臭は、治療あるいは改善すべき原因疾患や器質的変化がある口臭で、口腔由来の病的口臭と全身由来の病的口臭に分類されます。

2.仮性口臭症(Pseudo-Halitosis)

患者が口臭を訴えるが、社会的容認限度を超える口臭は認められず、検査結果などの説明により、訴えの改善が期待できるものを仮性口臭症と診断する。自臭症、自己臭症、自己臭恐怖、口臭ノイローゼなど多くの診断名でよばれることもあります。

3.口臭恐怖症(Halitophobia)

真正口臭症および仮性口臭症に対する治療では、訴えの改善が期待できないものを口臭恐怖症と分類され、心療内科など心因的な原因を考え専門医の対診を必要とする症例です。

口臭の原因

口の中には一たくさんの細菌、①嫌気性菌:酸素が嫌いな菌。②好気性菌:酸素の好きな菌。が存在していますが、口臭を発生させるのは嫌気性菌です。酸素が少なくなるほど活発に活動し「揮発性硫黄化合物」という原因物質を発生させます。酸素が少ない状態とは、唾液の分泌が低下して、口の中が乾燥した状態で起こり、このような条件になると嫌気性菌が増殖して、臭いの原因物質を産生します。この原因物質は唾液に溶け、口の中が苦くなったり、口の中が乾燥し、ネバネバしてきたら要注意です。唾液には口腔内をきれいにする「自浄作用」がありますが唾液の分泌量が低下するとこの自浄効果がうすれ、菌が増殖し、口臭を起こしやすい状態となります。

口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物 Volatile Sulpher Compoundsがどのように発生するのかということについては、以下の図に示していますが、最終的には舌苔の沈着に集約あされることがわかります。。舌苔は、健常者の7割程度。幼年者、高年者に少なく中年に多く発現し。歯周病、齲蝕、清掃不良、喫煙者で多いことが知られており、脱落上皮細胞(100%)、連鎖状球菌(80%)、ブドウ状球菌(87%)、食片残渣(80%)、白血球(27%)が見られます。

一方で、生理的口臭産生の環境としては、主に舌背後方2/3の部分から発生し、中性からアルカリ性(酸性下では口臭産生せず)、口臭産生の気質は、舌苔中の脱落上皮細胞、血球とされています。

揮発性硫黄化合物(VSC)

  • 1.硫化水素:最も多く検出され、生理的口臭の原因となります。
  • 2.メチルメルカプタン:歯周病により大量に発生します。
  • 3.ジメチルサルファイド:歯周病が進行するとともに量が増していきます。
1.生理的口臭の産生

生理的口臭は、舌背後方部における細菌の腐敗作用(舌苔)が主な原因です。腐敗作用は常時進行し、VSC(揮発性の硫黄化合物)を産生するため、口腔内細菌数の変化に準じた日周変動がある。すなわち起床時が最も口臭が強く、口腔清掃や食事摂取により口臭は減少する。このことが口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物 Volatile Sulpher Compoundsの発生につながります。

生理的な口臭

  • 1.起床時:唾液の分泌がほぼ停止しますので口の中がカラカラになり細菌が増えることで起こります。
  • 2.空腹時:血液中の代謝産物の影響と口腔内の生理的な機能が悪化して起こります。
  • 3.緊張時:不安や緊張を感じると唾液の分泌が停止するため起こります。
  • 4.妊娠・思春期:血液中のホルモンの変化や代謝が関係して起こります。
  • 5.月経時:生理の時に精神的不調、体調不良から起こります。
2.病的口臭:歯周病口臭

歯周病に起因する口臭の原因は生理的口臭に一致する。慢性期歯周病の独特な口臭は、生理的口臭と同じく舌背がその産生の中心で、全VSCの6割が舌から産生されている。すなわち、歯周病のために口腔内全体あるいは舌背の環境変化が起きたと考えられる。

3.全身疾患による病的口臭

糖尿病ではインシュリン分泌低下のため、細胞内にブドウ糖を送り込むことができない。そのため、細胞外ではブドウ糖が停滞し高血糖となる。一方、細胞内ではブドウ糖不足のために脂肪がβ酸化され、エネルギー源となる。この際、ケトン体が産生され、尿中や呼気中に排泄される。揮発性硫黄化合物VSCは、腸管内でも産生されるが、肝機能障害では腸管から吸収されたVSCの解毒能が低下し、肺を介して呼気中に排泄される。同様に腎疾患でもアミン類の呼気中排泄が認められることがしられている。

  • 1.アセトン:糖尿病
  • 2.アンモニア:肝機能障害、腎機能障害
  • 3.ジメチルアミン:腎機能障害(さかなの腐ったようなにおい)
  • 4.トリメチルアミン:腎機能障害(さかなの腐ったようなにおい)

上記疾患が重症の場合のみ口臭が認められます。原疾患の治療をする必要があります。

4.排卵周期と口臭

生理周期と口臭の関係を検討すると、必ずしもすべての女性で明らかな整理の影響があるわけではない。しかし、傾向としては排卵日前後を含む2日間および月経の一時期に揮発性硫黄化合物VSCの増加がみられる。口臭周期の原因は不明であるが、女性ホルモンがしない細胞のライゾームを脆弱化させ、酸性加水分解酵素が逸脱し炎症性変化が起きるため、VSCが産生されると想像されるほか、メチオニンを多く含む歯肉溝滲出液の増加などの理由が考えられる。

病的口臭

  • 1.歯垢・歯石によるもの:歯垢や歯石は嫌気性菌によって作られます。
  • 2.虫歯によるもの:むし歯特有の臭い原因になる他、嫌気性菌が増殖します。
  • 3.歯周病によるもの:進行した歯周病では大量の嫌気性菌が存在し、強い臭いを発生。
  • 4.義歯・ブリッジによるもの:ブラッシングなどは口腔清掃が行いにくく、口臭の原因になります。
  • 5.全身的病気によるもの:慢性鼻炎、蓄膿症、慢性気管支炎、糖尿病、肝機能障害、腎不全。

などにより起こります。

その他、にんにくやニラなど食事によっては、食べた食品の臭いが口臭となることや、お酒の飲みすぎやタバコの吸い過ぎも口臭の原因になります。ニンニクを食べるとアリシンという物質が体内に入り、分解され、アリルメルカプタンと呼ばれるものになり、これが原因になります。

虫歯、歯周病、内科的な病気以外にも口が常に開いている(口呼吸)、ストレスなども原因になります。口で呼吸すると口腔内は乾燥し、嫌気性菌が活発に活動しやすい環境となります。また、ストレスがたまっていると精神的な緊張を引き起こし、舌の動きが停止してしまい、唾液の分泌の減少を引き起こします。その結果口腔内は乾燥し、口臭の発生へとつながっていきます。

口臭の検査

口臭の検査には、いくらかのものがあり、以下のような特徴があります。

1.ガスクロマトグラフィ:揮発性硫黄化合物(VSC)分析

大学病院などの大きな医療機関では置いてある場合もありますが、一般的な歯科や歯科口腔外科では高価なため、設置はできないのが現実です。

2.官能検査

University British Columbia式官能検査:術者が直接、鼻で臭いをかいで判断する方法

3.口臭測定器(オーラルクロマ、ハリメーター、ブレストロン)の利用

利点:一見正確に見えるため患者に理解されやすい。
欠点:正確性にやや劣る(VSC等の感度が低い)。

患者さんに提示する客観的なデータとしては各種測定器による測定結果が好まれます。しかし、機械の特性をよく理解しなければ、得られた結果を理解し説明するのは困難です。

※現在、当医院ではブレストロンによる口臭検査以外は行っておりません。

口臭の治療

1)舌清掃・口腔内細菌の環境整備

舌清掃によりVSCは顕著に減少する。また、生物学的方法で実験的に舌苔沈着をなくすと、早朝の口臭は明らかに減少する。

舌ブラッシングの器具としては、舌苔付着部位ばかりでなく、舌背全体をブラッシングした場合に口臭予防効果が高いことから、舌苔除去のみならず、舌乳頭間隙ブラシによる清掃が大きく口臭を減少させる。University British Columbiaの口臭科では、ワイヤー植毛タイプ(タングメイト、フレッシュメイト:デントケア社)の舌ブラシを推奨している。この製品は他の舌ブラシと異なり、極細の歯間ブラシ用ナイロン毛を使用しており、機械的刺激が少ない。また、ナイロン毛の長さが歯ブラシよりも短いために適度な強度がある。さらに、捻りブラシのため粘膜に対して常に直角となり、舌乳頭間に入りやすい。このような舌ブラシを入手できないときには、次善の策として乳幼児用の歯ブラシの使用を推奨している。

また、口腔内の細菌のバランスを整備することが口臭を抑えることから就寝前に母乳由来のロイテリ菌株を、配合しているタブレットを舐めて口臭を抑えるという方法もあります。

この菌株の特徴は、胃酸や胆汁への耐性があるので腸まで生きて届くことができ、またロイテリンという抗菌物質を分泌することで消化器官内に定着することでむし歯菌・歯周病菌・ピロリ菌・口臭の原因となる悪玉菌といった様々な悪玉菌を抑制し、善玉菌優勢な体内細菌バランスに整えるよう働きかけます。

口腔由来の病的口臭の治療

歯周病が原因の場合には、専門的清掃(PMTC)や疾患治療(歯周治療など)が必要となる。多くの場合、スケーリングに始まる歯周治療が必要であり、歯周診断に従って治療を行います。

齲蝕が原因の場合、鋳造冠内部の腐敗や食渣が溜まるような大きな齲蝕が口臭原因となる。齲蝕が原因の場合は、診断と治療が確実であれば病的口臭は即座に消失します。

口腔乾燥症は口臭原因の1つであり、口腔乾燥を起こすような薬剤の投与が行われているか否かについて確認が必要である。また、洗口や飲料水摂取、歯口清掃の徹底、可能ならばチューインガム咀嚼などを勧めます。人工唾液の使用などを考慮する場合もあります。

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命を預かる歯科口腔外科診療

口の病気には口腔癌など命に直接関係する怖い病気以外にも、心筋梗塞や脳梗塞を起こす血栓の原因である歯周病菌や、誤嚥性肺炎の原因、敗血症の原因になる病巣、骨粗鬆症の診断など命に直結する疾患や原因が多く存在します。
私ども東京銀座シンタニ歯科口腔外科は、院長である新谷悟教授の25年に及ぶ口腔外科医として心血を注ぎこむ命を預かるクリニックとして開院いたしました。

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