血管腫

血管腫とは

血管に似た細胞が増殖している良性の腫瘍(できもの)を、血管腫といいます。 「血管腫」は、全身にできる様々な病気を含めた病気を指します。

皮膚に発生するイチゴ状血管腫、サクランボ色血管腫や、筋肉に発生する筋肉内血管腫、肝臓に発生する肝血管腫など、発生する場所だけでも多くの種類があり、それぞれ多彩な症状を示します。

この血管腫が口腔内にもできます。もともと首から上の部位=頭頚部は血管腫の最好発部位であり、口腔顎顔面領域でも主に顔面皮膚、舌、口唇、頬粘膜に見られることが多い病気です。

どんな病変か・原因は

口腔粘膜に発生するものは淡青色から暗紫色の表在性の腫瘤として認められることが多く、気が付いたら何かできていて気になって歯科医院や口腔外科を受診することが多いようです。特徴としては、手指やガラス板などで圧迫すると血液が貧血状態になることで退色することで容易に診断されます。

腫瘍(新生物=できもの)というよりは正常の組織が何らかの理由で増殖した状態もしくは顕微鏡レベルでの血管の奇形であり過誤腫という概念で考えられることが多いようです。

病理学的特徴

病理組織学的には様々な血管腫があり、口腔顎顔面領域では毛細血管腫と海綿状血管腫の割合が高いことが知られています。毛細血管腫では、1層の血管内皮細胞によって構成される毛細血管の増生が見られ、海綿状血管腫では、拡張した血管腔内に血液を充満させた血管が増生し、血栓や静脈石を伴う像を見ることが多いのが特徴です。

治療の方法

比較的小さなものは経過観察をするか診断(病理診断)するために切除することが多いと思います。局所麻酔に入っている血管収縮剤によって、血管が収縮し、色が消えることで切除範囲が不明になることもあるため、そのような場合には切除が不十分となり、取り残すこともある。このことを患者さんに術前にお話しておくことも大切である。比較的大きいものでは、レーザー療法や凍結外科療法、組織硬化剤療法などが適応であると考えます。

舌血管腫

症例1「口唇血管腫」

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命を預かる歯科口腔外科診療

口の病気には口腔癌など命に直接関係する怖い病気以外にも、心筋梗塞や脳梗塞を起こす血栓の原因である歯周病菌や、誤嚥性肺炎の原因、敗血症の原因になる病巣、骨粗鬆症の診断など命に直結する疾患や原因が多く存在します。
私ども東京銀座シンタニ歯科口腔外科は、院長である新谷悟教授の25年に及ぶ口腔外科医として心血を注ぎこむ命を預かるクリニックとして開院いたしました。

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