女性に知ってほしい結婚・妊娠 marriage pregnancy
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結婚・妊娠を控える
女性に知って頂きたい事
結婚式前に行っておくべき歯科治療や、妊娠中のマタニティー歯科についてご紹介します。
結婚式は人生の大切なイベントの一つですので、笑顔に自信を持って臨むために、歯のホワイトニングや歯並びの矯正などを検討することをお勧めします。
また、妊娠中はホルモンバランスの変化により、歯や歯茎の健康が影響を受けやすくなります。
定期的な歯科検診や適切なケアを行うことで、健康な口腔環境を維持することが重要です。
女性のためのブライダルプランBridal Plan
結婚式はウエディングドレスに負けない白い歯で最高の笑顔を!!
一生に一度の晴れの日、多くの方々に祝福される記念すべき結婚式で、主役となるあなたに、最高の笑顔で過ごして頂ける様にお手伝い致します。
当日、ご来賓の方々の視線と共にカメラやビデオは、いろいろな角度から撮影することでしょう。
口元が美しければ最高の記念になります。美しい笑顔には、きれいな口元が重要です。
結婚式の前までにやっておきたい
歯とお口のケア
口臭対策
むし歯や歯周病、口腔乾燥症等のお口の中の病気が原因による口臭があります。素敵な結婚式の前にしっかりと口臭対策をしていきましょう。
PMTC
PMTCとは、簡単に言えば「プロによる歯の清掃」のことです。
毎日きれいに磨いているつもりでも、どうしても歯ブラシの届きにくい所、汚れがたまりやすい所があります。PMTCにより、歯垢・歯石・着色・汚れを除去、歯肉の状態を改善し歯の表面をかがやかせます。
ホワイトニング
マウスピースをご自宅でご自身で装着していただき、2週間で終了するホワイトニングです。歯科医院で行うオフィスホワイトニングもあります。今より白く美しい歯でご結婚を迎えることができ、きっとご満足頂けます。
美容
気になる歯のコンプレックスや悩みを解決するさまざまな美容治療やインプラント治療もご提案させて頂いております。どんな小さな悩みでも、まずはご相談下さい。患者様のご要望に合わせて治療計画を立てて、詳しくご説明させて頂きます。
妊娠する前に
歯医者さんでするべきことMaternity Dentistry
まず、歯や口の状態をチェックして、いつ、どのような治療をするのがベストなのかをしっかりとご相談をさせて下さい。
妊娠初期(16週以内)や妊娠後期(7か月以降)は歯科治療が行えないため、妊娠前や安定期に治療をする必要があります。もし、安定期に治療をおこなうことになった場合、高感度のX線撮影や安全性の高いもお薬を使用しますが、それでもやはりお腹の赤ちゃんへの影響は心配です。
このように妊娠中は治療が不可能な時期があり、治療内容も制限されるので、妊娠中に治療が必要にならないようにすることが大切です。
妊娠前に治療した方が良い歯と口の病気
- 親知らず
- むし歯
- 歯周病
- 歯の根っこの病気
- 以前、神経を取った歯がある方で、噛むと痛い、歯の根っこのあたりが、疲れたりするとうずく等の症状がある方は要注意です!
妊婦さんになる前に
知っておきたい豆知識
妊娠により変化する
歯周病菌・虫歯菌と女性ホルモン
妊娠・出産を境に歯を悪くされる方がたくさんいらっしゃいます。
お腹の中だけでなく、お口の中にも大きな変化が起こっているからです。
その原因として考えられていることは
- ツワリなどで一度に食べられる量が減り、食事の回数が増えることで細菌が繁殖してしまう
- 歯ブラシが気持ち悪くて歯をしっかり磨けない
- カラダがだるくて歯ミガキなんてしていられない
- ツワリの胃酸で歯が溶かされる
- ホルモンバランスの変化により唾液の量が減り、むし歯や歯周病になるリスクが増加する
妊娠すると胎盤の発育に伴い、女性ホルモンであるプロゲステロンとエストロゲンが産出され、これらのホルモンを摂取することで増殖するPrevotella intermedia(歯周病の主な原因菌)の数が急激に増加します(通常の5倍)。
このために、ごく少量のプラークや歯石の付着に反応し、著しい歯肉炎:妊娠性歯肉炎になります。
歯周病が早産のリスクを高める?!
妊娠中に歯周病にかかってしまうと歯肉に炎症が起きてしまうため、サイトカインやプロスタグランジン等の炎症性物質が産生されてしまいます。
これらの物質は分娩を促す成分と似ているため早産のリスクを高めます。
また歯周病菌が血中から子宮へ感染することで炎症を起こし、同じく早産のリスクを高めます。これらが原因による早産のリスクは4~7倍もあるといわれています。
妊娠前からの歯周病治療が大切なのです!
お母さんのお口の中の金属が
お腹の赤ちゃんに与える影響
いまお口のなかに銀色の詰め物ははいっていませんか?
それは「アマルガム」という約3%が水銀を含む金属か「金銀パラジウム合金」という金12%、銀48%、パラジウム20%、銅17%、亜鉛・イソジウム・錫3%等でつくられている合金と可能性が高いものです。
水銀はイオン化した水銀が体内に入り、タンパク質と結合すると、水泡状の湿疹のような金属アレルギーを起こすことがあります。
金銀パラジウム合金で使われている「パラジウム」は、リンパ球幼若化テストという金属アレルギー検査で、約半数の人に陽性反応が出る、金属アレルギーになりやすい物質です。
イギリスでは、1998年4月、厚生省が妊婦にアマルガムの詰め物をしないように警告を発しています。また医療先進国のスウェーデンでも、政府健康福祉局は、アマルガムの毒性が強く、妊婦は胎児の安全のために妊娠期間中にアマルガムの治療を受けてはいけないと発表しています。
ドイツでは、保健省が歯科業界に対して、「幼児及び妊婦に、銅を含有するパラジウム合金と、水銀・銀アマルガム合金を使用しない」という勧告を行なっています。
当クリニックではこれから生まれてくる赤ちゃんのためにも、メタルフリー治療をお勧めしています。
お子様の虫歯は、お母さんやお父さんの
虫歯菌が感染することが原因です
赤ちゃんの口の中にはむし歯菌はいません。1歳半~2歳半の時期に両親や、周りの大人の口から感染します。
つまり、両親や周りの方のむし歯菌をできるだけ減らしておくことが、赤ちゃんにむし歯のリスクを減らすことになるのです。
マタニティの時期からお口の健康と病気の予防を知り、実践することがお子様の歯と口の健康に役立つのです。