東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック

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Oral Mucosal Disease

口腔粘膜疾患

6 口腔粘膜は食事や会話、呼吸など
重要な役割を担っています

口腔粘膜疾患

口腔粘膜疾患は、口腔内の粘膜に影響を及ぼすさまざまな疾患の総称です。

口腔粘膜は、舌、頬の内側、唇の内側、口蓋、歯茎などの柔らかい組織で構成されています。

これらの組織は、食事や会話、呼吸などの日常的な活動において重要な役割を果たしています。

主な口腔粘膜疾患

口内炎(アフタ性潰瘍)

  • 特徴:
    小さい白色または黄色の潰瘍で、周囲が赤く腫れます。
  • 症状:
    痛み、食事や会話時の不快感。
  • 原因:ストレス、栄養不足、免疫機能の低下などが考えられます。

口腔カンジダ症

  • 特徴:
    口腔内の白色の斑点や膜。
  • 症状:
    焼けるような痛みや不快感。
  • 原因:カンジダ菌の過剰増殖。免疫機能の低下、抗生物質の過剰使用がリスク要因となります。

扁平苔癬

  • 特徴:
    白い網目状の線や斑点。
  • 症状:
    痛みやヒリヒリ感。
  • 原因:免疫機能の異常で起こるとされ、自身の免疫が口腔粘膜を攻撃します。

白板症

  • 特徴:
    口腔内に現れる白色の斑点。
  • 症状:
    通常無症状ですが、一部は痛みを伴うことがあります。
  • 慢性的な刺激(喫煙、義歯の適合不良など)が関与するとされています。がん化のリスクがあるため注意が必要です。

診断と治療

口腔粘膜疾患の診断には、視診、触診、必要に応じて生検(組織検査)が行われます。治療は疾患の種類によって異なりますが、一般的には以下のようなアプローチが取られます。

薬物療法

抗炎症薬や抗真菌薬などが処方されることがあります。

生活習慣の見直し

栄養状態の改善やストレスの軽減が求められます。

必要な場合の手術

特定の疾患やがんの疑いがある場合は、手術が行われることもあります。

予防について

口腔粘膜疾患を予防するためには、口腔衛生の適切な管理が重要です。定期的な歯科検診や正しいブラッシング法の実践、適切な食生活が推奨されます。また、喫煙や過度の飲酒、ストレスの管理も重要な要素です。

口腔粘膜疾患は早期発見と適切な治療が鍵です。異常を感じた場合は、早めに歯科医師に相談することをお勧めします。

歯科口腔外科に関連する症例解説

詳しくは「口腔外科症例解説」へ

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