歯の手入れをしていると出来ているの違い
虫歯は嫌だ!冷たいものがしみる。痛い。噛めない。
歯周病はもっと嫌だ!歯がぐらぐらする。歯茎から血が出る。
口臭がする。噛めない。抜ける。噛み合わせが悪くなる。
歯科医院での治療も嫌だ!痛い。高い。待たされる。治療が長い。
歯の病気になるのも嫌だし歯の病気を治療するのも嫌!
これは歯の病気になっている患者さんが共通して思っていることかもしれません。
ここでちょっと考えないといけないことは、じゃあどうしてむし歯や歯周病になったんだろうということ。
歯科医院に通ってくる患者さんは歯と歯茎のお手入れをしている方がほとんどですが、
「している」と「できている」というのはちょっと違います。
我々、歯科医、歯科衛生士でも20%以下の磨き残し(綺麗に磨けていると判断できる最低基準)のレベルにするまで5分から10分かかります。
【歯磨きの勉強をしましょう。】
人にはそれぞれの方に合った歯磨きがあります。
それを国家資格を持った歯科衛生士さんに個別に一番良い方法を教えてもらい、そして実践することが一番です。
歯の5方向「表と裏、右と左、咬む面」をきちんと磨き、歯と歯肉の間も十分に磨くことそうすると歯磨きに要する時間は自ずと5分以上10分ぐらいになります。
毎日、歯医者さんに行って磨いてもらうのが理想ですがそんなことは現実には無理です。
だからこそ歯磨きの勉強をして自分できちんとできるようになることが大切なのです。
口腔外科医のお役立ちコラム
Dr.新谷 悟が皆様に役立つのではないかと思ったものをコラムとしてご紹介いたします。